Amazon CloudWatchとは? AWS監視ツールとSHERPA SUITEの連携方法(2/2)

運用管理

Amazon CloudWatchとは? AWS監視ツールとSHERPA SUITEの連携方法

しかしながら、監視ツールがすべてのシステム運用をカバーできない以上、問題点も存在します。特に業務量が増大すると、以下のような課題が顕著になります。

  • 同一障害の重複アラートと通知により人的ミスが発生する
  • 担当者のスキルによって運用品質とスピードに差が出る
  • 運用コスト削減と運用改善の両立が難しい

こういった課題を一気に解決できるのが、SHERPA SUITEです。

SHERPA SUITE導入のメリット

SHERPA SUITEは手動で行なっていた業務の一部を自動化することを目的に開発されたツールです。主にSHERPA-IR(アラート制御ツール)とSHERPA-SM(インシデント管理ツール)によって、システム運用担当者は一定程度まで運用を自動化機能に任せることができます。例えばシステム運用の現場では、手順書の見直しといった操作に関する改善はよく行われていますが、運用まで見据えた対策になっていないことがあります。実際には、属人的な対応に任せていることも多いでしょう。SHERPA-IRでは、アラートメールを判別し、情報を付加し、指定箇所に通知するといった一連の作業を自動化できます。また、CloudWatch以外の監視ツールがあったとしても、SHERPA-IRは異なるフォーマットの電文を解析し、重複したチケットを集約することが可能です。

SHERPA-SMでは、障害通知をチケットとして自動登録。システムの利用者からの問合せも一元管理することができます。チケット機能は障害復旧の過程を可視化することで生産性向上につながりますし、問合せの証跡を見れば対応品質の向上などに活用することが可能です。

自動化によってミスが起きやすい煩雑な作業を効率化することで、担当者はより重要度の高い作業に集中できるようになります。結果的にシステムの安定運用が可能になり、お客様満足度の向上や人員確保などにもつなげられるのが、SHERPA SUITE導入のメリットです。

さらにSHERPA SUITEはOSS(オープンソースソフトウェア)でもあります。コストパフォーマンスも高いので、是非とも導入を検討していただければと思います。

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SHERPA SUITE
監修 SHERPA SUITE運営事務局 オープンソース(OSS)を活用した運用管理ソリューションであるSHERPA SUITE(シェルパスイート)の運営事務局です。SHERPA SUITEは、SHERPA-IR(イベント制御)・SHERPA-SM(インシデント管理)・SHERPA-JB(ジョブ)ソリューション群の総称となり、システム運用におけるコスト削減及びサービス品質を向上します。SHERPA SUITEについてはこちら。

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