運用管理におけるクラウド化の流れ

運用管理

クラウド化の目的は最適化とコスト削減

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これまでの仮想化導入の目的と言えば、非基幹業務のサーバーを統合したり、老朽化したサーバーを延命させたりすることでしたが、現在ではプライベートクラウドを構築してITリソースを最適化し、コスト削減を図ることが主目的となっています。それと同時に、クラウド環境で稼働するシステムが増えたことで、運用管理の重要性が増してきました。仮想化・クラウド化を進めればシステム導入時のコストは削減されますが、システムを安全に効率良く運用するためには、運用面を十分に練っておく必要があるからです。

システム運用のためにビジネスを止めることはできないので、クラウド化を進める上では品質・効率ともに中途半端ではいけません。このためクラウド化に当たっては、今までの担当者に頼るだけではなく、自動化を可能にするツールの導入がより必要になってくるでしょう。

以下に挙げるのは、システム運用を人だけで行おうとした場合に直面するであろう課題です。

  • 手順書があっても単純な作業が膨大にあるため、人的ミスが避けられない
  • 運用作業の履歴が残っておらず、同じ作業にも手間がかかる
  • 大掛かりな作業は頻度が少ないものの工程が複雑なため人的ミスが起こる
  • 監視システムが膨大なイベントを収集してくるが、管理者が対応に追われて他の業務に集中できない
  • 個々のシステムごとに手順書を作成しているので、同じような手順書がいくつもある
  • 運用管理者が異動する際、十分な運用ノウハウの継承がなされていない
  • 知らず知らずのうちに対応する必要のない事象に時間を取られている

こういった課題に対処するには、システム運用を高度化する必要があります。高度化とは、例えば「運用の見える化・共有化」「運用の標準化・自動化」を進めることです。

運用の見える化・共有化では、属人性(ある人しかその業務ができない状態)を排除することが必要になるでしょう。そして発生した問題の対処法やどこで起こっているか等、各プロセスの作業記録を管理し、検索できるようにする。そうすることで類似した案件には即座に対応できるようになり、システムだけでなくサービスの稼働率も向上させることができます。

運用の標準化・自動化を行えば、作業ミスの削減と作業効率の向上が期待できます。運用手順を見える化しておけば、ベテランでも新人でも同じように作業することができるでしょう。その上で自動化できる所は自動化してしまえば、作業ミスを撲滅することも夢ではありません。

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